Client Hyper-V を Vaio Fit 14E に構成してみる

先日購入したVaoi Fit 14E だが、Windows8.1 Pro だと、Client Hyper-V が利用できるようなので、試してみる。

日本メーカーのPCを購入するのは、Windows3.1 のころの FMV デスクパワー 以来なのだけど、結構Webマニュアル類が充実していて驚いた。

Hyper-V については、以下あたりに手取り足取りな作業手順がのっている。(動作保証対象外ではあるみたいだけど)

1.要件の確認

Hyper-V を使うには結構要件が厳しい

  • Windows 8 Pro 64ビット版、またはWindows 8 Enterprise 64ビット版
  • 4GB以上のメモリー
  • [システム情報]画面で、Hyper-Vの項目に「はい」と表示

上2つは満たしているので、システム情報画面を開く

C:>Msinfo32

ファームウェアで仮想化が有効 が 「いいえ」になっている。

2.設定

2.1 ファームウェア仮想化の設定

hyper_v_sysinfo

BIOSでCPUの設定を変更しようとするが、起動画面に、「Press F10 to Set up」的なメッセージが表示されていないので、F1やらF2やらF10やら適当に押すもBiOS画面に入らない。

(上記QAからたどると、VAIO画面でF2数回押すとあるが、このときはまだ見ていなかった)

どうやら、電源OFF状態で、本体電源ボタン左のの ASSISTボタンを押すと、システムメニューに入れるようだ。

hyper_v_bios01

そこからBIOSが起動できた。

hyper_v_bios02

Advanced タブから、Intel Virtualization Technology(インテル バーチャライゼーション・テクノロジー)機能 を 「Enabled」に設定する。

これで、素直に、ファームウェアで仮想化が有効 が 「はい」になるかと思いきや、

「いいえ」のまま。

が、再起動したり、している間に、「はい」になる。

んー時間がかかるものなのか?

 

hyper_v_ready

 

2.2 Hyper-V の有効化

コントロールパネル から、プログラムを選択し、プログラムと機能の 「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択

hyper_v_enable

起動した Windowsの機能 ダイアログで、Hyper-V にチェックを入れると、有効化される

hyper_v_install

再起動

3.仮想マシンの作成

アプリリストに、Hyper-V マネージャがあらわれるので、クリックして起動

hyper_v_windows_menu

新規-仮想マシン

hyper_v_new_machine

ウィザードに従う。

hyper_v_wizerd01

仮想マシンは、デフォルトだと、C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Hyper-V 配下にできるので、場所を変えたい場合は、ここで変更

hyper_v_wizerd02

仮想マシンの世代の選択。

世代ってなんだ?

http://technet.microsoft.com/ja-jp/learning/dn386842.aspx

hyper_v_generation2

ここを見ると、サポートするゲストOSに、Windows2012以降、Windows 8 以降とある。Windows7を構成したいので、第1世代を選ぶ。

hyper_v_wizerd03

適当にメモリを増やす

hyper_v_wizerd04

ネットワークは、作成後に構成する。

hyper_v_wizerd05

仮想ハードディスクの場所も変更出来る

hyper_v_wizerd06

OSのインストールはあとで。

hyper_v_wizerd07

これで、仮想マシンの作成は完了。

 

Hyper-Vマネージャーから、作成した仮想マシンの、起動と接続を行う。

hyper_v_virtual_pc_start

仮想マシンのコンソールが立ち上がるので、Vaio に Windows7のインストールメディアを突っ込んで、コンソール画面の メディア- DVDドライブ、D:のキャプチャ を行い、画面でエンターキーを押すと、インストーラーが立ち上がる。

hyper_v_media_capture

あとは、普通にインストール。

hyper_v_windows7_install

hyper_v_finish

 

いままでは、VirtualBox派だったのだが、Hyper-V の説明を読むと、ハードウェアレベルでオーバーヘッドを削減していてパフォーマンスがいいよ~的な記述があるのでどこまで使えるのか興味はある。

まぁ、使うための要件が厳しかったりするので、VirtualBoxの手軽さを置き換える物ではなさそう。

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