Raspberry Pi 2 で Windows IoT ことはじめ

 

1.Raspberry Pi 2 入手!

最近、Universal Windows Platform が面白そうだなぁと感じてきてて、年末以降、Windows 10 Mobile でよいのが出てきたら、機種変更するか 格安SIM運用するか考え始めてます。

その流れでというわけではないですが、Windows IoT とやらが、Raspberry Pi 2 上で動かせるというので試してみたくて購入してみた。

raspberrypi2_arrived

Raspberry Pi2 Model B ボード&ケースセット (Standard, Clear)-Physical Computing Lab

仕事から帰ったら届いていたので、早速設定してみようとしたのだが、あまり深く考えずに購入していたので、HDMI端子しか本体にないことを認識しておらずHDMIケーブルがないー 状態に。

家探しをしたら、Wii U と TVの間にあったので、拝借し、キーボード、マウス、LANケーブルと、Nexus7 の充電アダプタを本体に接続。

captured_raspberry_pi2

 

2.Windows IoT Core の準備

https://ms-iot.github.io/content/en-US/Downloads.htm 

から、Raspberry Pi 2 用のインストーラをダウンロード。ISO形式だが、Windows 10 だと、ダブルクリックでドライブにマウントされるので、そのままインストールを実行。

win_iot_download

win_iot05

マイクロSDカードを、PCに差し込み、

C:\Program Files (x86)\Microsoft IoT\IoTCoreImageHelper.exe

を実行すると、イメージをSDカードに焼くためのツールが起動するので、対象のSDカードと以下のイメージを指定して実行する。

C:\Program Files (x86)\Microsoft IoT\FFU\RaspberryPi2\flash.ffu

win_iot06

しばらく待つと、完了。

3.いざ Windows 10 IoT Core 実行

おおーきたー Welcome to Windows 10 IoT Core !

welcome_win_iot_forever

。。。。。と、待てど暮せどこの画面から進まない。。。

ググってみると、、、

https://social.msdn.microsoft.com/Forums/en-US/242ca0b7-2edb-47c2-a412-62ff27f4f482/stuck-at-please-wait-while-we-get-thing-ready-screen-on-raspberry-pi-2?forum=WindowsIoT

どうも、SDカードの相性があるようだ。

ちなみに、IoTCoreImageHelper.exe ではなく、dism コマンドから作成してみたりしてみたが、起動しなかった。

win_iot09

win_iot10

 

4.Raspbian の実行

とはいえ、もしかしたら、本体が不良の可能性もある。ということで、HDMIしか使えないと分かった時点で注文していた、HDMI VGA 変換コネクタを使って、Raspbian OSで疎通確認をしてみる。

 Oaproda タイプ HDMI オス to VGA メス変換アダプタ(ブラック) 3.5mmミニプラグ音声出力ケーブルとMicro USBケーブル付き (H75)

raspbian_running

難なく成功。

とりあえず。小さいLinuxとしては用をたせそうだ。

ちなみにWindowsでのざっくりとした手順は、

https://www.raspberrypi.org/downloads/

から、適当にイメージをダウンロード。イメージは圧縮されているので、7-zip を使うと、右クリック、解凍が簡単にできる。

そのあと、WindowsDiskImager をダウンロード、インストールして起動し、上記イメージと、SDカードを指定して、イメージをSDカードに焼く。

以上。

4.別のSDカードを試す

とやってる間に、また別に注文した以下のSDカードが届いた。

これでダメならテンションが下がるなぁ。。。

 

microSDHC 32GB Toshiba 東芝 UHS-I 超高速Class10 バルク品

と思っていたら、来ました!

windows_iot_comming

待ってました!

windows_iot_comming2

5.Universal Windows Platform アプリを動かす

https://msdn.microsoft.com/library/windows/apps/dn894631.aspx 

UWP は Windows 10 を実行するすべてのデバイスで利用可能な共通アプリ プラットフォームを提供するようになりました。この進化により、UWP をターゲットとするアプリはすべてのデバイスに共通する WinRT API だけでなく、アプリが実行されているデバイス ファミリに固有の API (Win32 と .NET API を含む) も呼び出すことができます。UWP はさまざまなデバイスに保証されたコア API レイヤーを提供します。つまり、多様なデバイスにインストールできる単一のアプリ パッケージを作成することができます。そして、その単一のアプリ パッケージで、Windows ストアはアプリが実行できるすべてのデバイスの種類に利用可能な統合された配布チャネルを提供します。

5.1 Visual Studio 2015 Community 2015 の準備

拡張機能と更新プログラム

win_iot01

Windows IoT Core Project Templates をインストールしておく

win_iot02

5.2 Universal Windows Platform アプリの作成

以下の電子書籍を Amazonで購入し、UWPアプリを作成してみる。

XAMLとC#によるUniversal Windows Platform アプリ開発

PC上で実行。OK

win_iot13

5.3 Raspberry Pi2 上で Universal Windows Platform アプリを起動

メニューから、実行ターゲットを ARM 、リモートコンピュータにすると、

win_iot15

Raspberry Pi2 が認識されているので(なんか警告が出ているが今は気にせず)実行。

win_iot14

しばらく待つと、デプロイが完了し、無事 Universal Windows Platform アプリが、Raspberry Pi2 上で動きました!!!

windows_iot_wup_helloworld_runnning

どう使ったらいいのかよくわかりませんが、とりあえずめでたしめでたし。

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