Movable Type インストール 3.3

Movable Type 3.3 マニュアル

事前準備

Perlパスの確認

# whereis perl
perl: /usr/bin/perl /usr/share/man/man1/perl.1.gz

※ /usr/bin/perl がデフォルト

インストール先ディレクトリ

種類	内容
アプリケーション・ディレクトリ	Movable Typeを実行するスクリプトやライブラリを保管する。実行権限が必要、cgi-binディレクトリの下に設定するのがよい。
スタティック・ディレクトリ	管理画面で利用するスタイルシートや画像ファイル等を保管する。
データベース・ディレクトリ	データベースにSQLiteやBerkeley DBを利用する場合にデータベースを保管するディレクトリ。データベース・ディレクトリをウェブ・ブラウザーでアクセス可能なディレクトリ以外の場所にする。
ブログ・ディレクトリ	Movable Typeが作成するウェブ・ページを保管する。

文字エンコーディング

以下の日本語に対応

UTF-8
Shift_JIS
EUC-JP

インストールと設定

MT-3_33-ja.zip を解凍し、以下の設定を行ったうえ、FTPによりアップロード

mt-config.cgi-original の編集

CGIPath の編集

Movable Typeのプログラム本体を、お使いのWebサーバー上でどこに置くかを指定する。例えば、サイトURLが、http://typea.dip.jp である場合、http://typea.dip.jp/mt/ とする。

CGIPath http://typea.dip.jp/mt/

もしくは、

CGIPath /mt/

StaticWebPath の編集

CGIPath にCGI以外のファイルを置けない場合、静的ファイルを置く場所を指定する。必要なければ、単純にコメントアウト。

# StaticWebPath    http://www.example.com/mt-static

データベースの設定

Berkeley DB を利用することにする。以外のDBの設定箇所をコメントアウト。

##### MYSQL #####
# ObjectDriver DBI::mysql
# Database DATABASE_NAME
# DBUser DATABASE_USERNAME
# DBPassword DATABASE_PASSWORD
# DBHost localhost

##### POSTGRESQL #####
# ObjectDriver DBI::postgres
# Database DATABASE_NAME
# DBUser DATABASE_USERNAME
# DBPassword DATABASE_PASSWORD
# DBHost localhost

##### SQLITE #####
# ObjectDriver DBI::sqlite
# Database ./db/mtdb

##### BERKELEYDB #####
DataSource  /var/www/db

DataSourceにデータベースファイルを格納するディレクトリを指定。絶対パスでも、相対パスでも可。セキュリティ上、ブラウザからアクセスできないディレクトリに配置すべき。

ファイル名の変更

mt-config.cgi-original を mt-config.cgi に。

ファイルのアップロード

アップロード

mt ディレクトリを作成し、MT-3.33-ja ディレクトリの中のすべてのファイルをバイナリモードでアップロードする。

パーミッションの変更

アップロードしたファイルの、cgi ファイルのパーミッションを 755 に変更。

# chmod 755 *.cgi

データベースディレクトリの作成

# mkdir db
# chmod 777 db

Apacheの設定の変更

/etc/httpd/conf/httpd.conf

<Directory "xxxxx/mt">
    Options +ExecCGI
    AddHandler cgi-script .cgi
</Directory>

xxxxx インストールディレクトリ

# /sbin/service httpd restart

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