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「DB2 先頭の1件をFETCHせずに取得する」の版間の差分

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==DB2 先頭の1件をFETCHせずに取得する==
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==[[DB2 先頭の1件をFETCHせずに取得する]]==
[[DB2]]{{category DBパフォーマンス}}{{category SQL}}
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[[DB2]] | [[Category:DBパフォーマンス}}{{category SQL]]
 
ユニークキーを満たさず、複数件取得されるデータのうち、先頭の1件のみ必要な場合など、カーソルを開いてフェッチしなくても、SELECTの末尾に以下を付与すれば1件のみ取得できる。
 
ユニークキーを満たさず、複数件取得されるデータのうち、先頭の1件のみ必要な場合など、カーソルを開いてフェッチしなくても、SELECTの末尾に以下を付与すれば1件のみ取得できる。
  
  
  FETCH FIRST 1 ROWS ONLY
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  FETCH FI[[R]]ST 1 [[R]]OWS ONLY
  
  
 
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[[http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9r7/index.jsp?topic=%2Fcom.ibm.db2.luw.admin.perf.doc%2Fdoc%2Fc0055223.html&resultof=%22fetch%22%20%22first%22%20%22rows%22%20%22only%22%20 FETCH FIRST N ROWS ONLY 節と共に OPTIMIZE FOR N ROWS 節を使用する]]
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[http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9r7/index.jsp?topic=%2Fcom.ibm.db2.luw.admin.perf.doc%2Fdoc%2Fc0055223.html&resultof=%22fetch%22%20%22first%22%20%22rows%22%20%22only%22%20 FETCH FIRST N ROWS ONLY 節と共に OPTIMIZE FOR N ROWS 節を使用する]
  
OPTIMIZE FOR n ROWS 節を使用すると、アプリケーションが n 行のみを取得するよう、オプティマイザーに対して指示できます。しかし、照会では完全な結果セットが戻ります。 FETCH FIRST n ROWS ONLY 節を使用すると、照会で n 行のみが戻るように指示できます。
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OPTIMIZE FO[[R]] n [[R]]OWS 節を使用すると、アプリケーションが n 行のみを取得するよう、オプティマイザーに対して指示できます。しかし、照会では完全な結果セットが戻ります。 FETCH FI[[R]]ST n [[R]]OWS ONLY 節を使用すると、照会で n 行のみが戻るように指示できます。
  
DB2・・ データ・サーバーは、外部副選択のために FETCH FIRST n ROWS ONLY が指定されている場合に、自動的に OPTIMIZE FOR n ROWS の指定を想定しません。 FETCH FIRST n ROWS と共に OPTIMIZE FOR n ROWS を指定するようにしてください。こうすると、バッファリング操作 (一時表への挿入、ソート、またはハッシュ結合のハッシュ表への挿入など) を最初に実行せずに、参照表から行を直接返す照会アクセス・プランが促進されます。
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[[DB2]]・・ データ・サーバーは、外部副選択のために FETCH FIRST n ROWS ONLY が指定されている場合に、自動的に OPTIMIZE FOR n ROWS の指定を想定しません。 FETCH FIRST n ROWS と共に OPTIMIZE FOR n ROWS を指定するようにしてください。こうすると、バッファリング操作 (一時表への挿入、ソート、またはハッシュ結合のハッシュ表への挿入など) を最初に実行せずに、参照表から行を直接返す照会アクセス・プランが促進されます。
  
アプリケーションが、OPTIMIZE FOR n ROWS を指定してバッファリング運用を避ける照会アクセス・プランを促進していても、結果セット全体を取得するのであれば、パフォーマンスが低下するおそれがあります。 なぜなら、結果セット全体が取得されている場合、最初の n 行を最も速く返す照会アクセス・プランが、最良の照会アクセス・プランとは限らないためです。
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アプリケーションが、OPTIMIZE FO[[R]] n [[R]]OWS を指定してバッファリング運用を避ける照会アクセス・プランを促進していても、結果セット全体を取得するのであれば、パフォーマンスが低下するおそれがあります。 なぜなら、結果セット全体が取得されている場合、最初の n 行を最も速く返す照会アクセス・プランが、最良の照会アクセス・プランとは限らないためです。

2020年2月16日 (日) 04:24時点における最新版

DB2 先頭の1件をFETCHせずに取得する

DB2 | [[Category:DBパフォーマンス}}{{category SQL]] ユニークキーを満たさず、複数件取得されるデータのうち、先頭の1件のみ必要な場合など、カーソルを開いてフェッチしなくても、SELECTの末尾に以下を付与すれば1件のみ取得できる。


FETCH FIRST 1 ROWS ONLY


==

FETCH FIRST N ROWS ONLY 節と共に OPTIMIZE FOR N ROWS 節を使用する

OPTIMIZE FOR n ROWS 節を使用すると、アプリケーションが n 行のみを取得するよう、オプティマイザーに対して指示できます。しかし、照会では完全な結果セットが戻ります。 FETCH FIRST n ROWS ONLY 節を使用すると、照会で n 行のみが戻るように指示できます。

DB2・・ データ・サーバーは、外部副選択のために FETCH FIRST n ROWS ONLY が指定されている場合に、自動的に OPTIMIZE FOR n ROWS の指定を想定しません。 FETCH FIRST n ROWS と共に OPTIMIZE FOR n ROWS を指定するようにしてください。こうすると、バッファリング操作 (一時表への挿入、ソート、またはハッシュ結合のハッシュ表への挿入など) を最初に実行せずに、参照表から行を直接返す照会アクセス・プランが促進されます。

アプリケーションが、OPTIMIZE FOR n ROWS を指定してバッファリング運用を避ける照会アクセス・プランを促進していても、結果セット全体を取得するのであれば、パフォーマンスが低下するおそれがあります。 なぜなら、結果セット全体が取得されている場合、最初の n 行を最も速く返す照会アクセス・プランが、最良の照会アクセス・プランとは限らないためです。