| ページ一覧 | ブログ | twitter |  書式 | 書式(表) |

MyMemoWiki

差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
4,959 バイト追加 、 2022年8月23日 (火) 06:30
===在庫とは===
----
*企業が販売、製造、使用のために保有している資産
*会計用語では「棚卸資産」商品、製品、仕掛品、原材料、貯蔵品という分類。実務で使用される名称は企業ごとに異なる場合あり。
 
===在庫はどこにあるのか===
----
*在庫がある場所によって在庫管理の仕方が変わる
====店舗====
====倉庫====
*倉庫は多様、商品・製品倉庫、部品倉庫、材料倉庫、原材料倉庫、流通倉庫、営業倉庫、工場倉庫、サプライヤー倉庫
====工程====
*生産ラインに乗っていたりラインに投入される寸前など
====輸送====
*輸送中の在庫は「輸送品」
====顧客・仕入先====
*自社在庫を客先に預け、使った分だけ売り上げる
 
===在庫が生まれる理由===
----
在庫が悪なのではなく、在庫をコントロールできないことが悪
 
====需給リードギャップ====
*顧客許容リードギャップと供給リードタイムのギャップを埋めるため
 
====生産特性によるギャップ====
*歩留まりなど
 
====企業・業務ポリシー====
*安全在庫、トラック満車ポリシーなど
===在庫品の種類===
----
在庫品の呼び方
*販売目的
===在庫管理の基礎===
----
====在庫管理の目的====
# 財務会計
===在庫システム===
----
*一般的に製造業では「生産管理システム」、非製造業では「販売管理システム」に含まれている。
**出荷処理(-)
----
*倉庫を棚やロケ(ロケーション)に分割して、指定されたロットを探し出しやすくする
 
[[File:stock6.png|400px]]
 
==在庫管理手法==
 
===ABC分析===
*パレート図を作成し、構成比別に、A品目、B品目、C品目に分類
*ライフサイクルと組み合わせる
**ABC分析を半期ごと、1年ごとにライフサイクル(導入、成長、成熟、衰退)比較する
 
===適性在庫===
*どういう品目を在庫に持つか
*それぞれの品目の在庫の適正量をどう把握するか
*適性在庫を維持するためには、受注、仕入れ、在庫の関係をどう調整していけば良いか
 
====適性在庫の視点====
*総枠管理と単品管理
**総合的に見た適正量
**個々の品目ごとの適正量
 
====適性在庫を決める要素====
#需要予測
#価格
#在庫費用
#発注費用
#調達期間
====適性在庫の社内的な意味====
#経営面
#生産面
#輸送面
#販売面
#調達・仕入面
====適性在庫高の求め方====
*4つのステップ
#商品平均在庫高(目標平均在庫高)を算出
#品質、数量、価格などのバランスを見て最適と思われる数値に調整
#在庫が資金繰りを圧迫する恐れがないかを検討
#月別在庫高をもとに月別在庫仕入れ予算額を算出
 
===在庫回転率===
*在庫の妥当性を計る
*通常は原材料回転率、製品回転率、商品回転率に分類して考える
在庫回転率 = 出庫量 ➗ 在庫量 = 出庫金額 ➗ 在庫金額
*単位は回
*在庫金額は年間平均在庫高
*年間平均在庫量=(期首在庫+期末在庫)/2
*業界平均、自社前年と比較
 
====不必要な在庫====
*月一回は在庫回転率を見る
*回転率が低下していれば原因究明、不必要在庫の発生を抑える
*既に発生した不必要な在庫を速やかに損失を少なく処分する
 
=====不必要な在庫の種類=====
*過剰在庫:出庫されている標準数(月単位)をオーバーしている
*停滞在庫:仕入れから三ヶ月全く使用がない
*長期停滞在庫:仕入れから六ヶ月全く使用がない
*劣化品在庫:損耗や陳腐化により使用不能
===在庫調整===
====バラツキ====
*当初予定の在庫量との誤差がバラツキ
*バラツキを最小限にするために在庫管理では需要予測を重視するが、100%の予測は不可能
*実際の在庫の動きに対応して在庫量を調整する=在庫調整
====対象====
*在庫調整の対象は金額ではなく単品ごとの数量
*まず重点在庫を選びそれを主に管理する -> ABC分析
 
====在庫調整の要素====
*実際の在庫の動きは、仕入れ量と実際に入手した時点によって決まる
 
====出庫量の動向を見る====
*個々の在庫品の出庫量の動向を具体的に把握することが必要
*以下のような方法
**目安による:単純回帰、グラフ化し延長線
**平均出庫量による:一定期間の出庫量の平均値を予測値に用いる
***単純平均:季節変動など動きが反映されない、売れ行きの一定した在庫品にのみ適用可能
***移動平均:年間平均ではなく、直近三ヶ月、六ヶ月など特定期間の平均、現在の動きに近くなる。長期的視点からの見直し必要
 
====在庫調整のポイント====
リアルタイムに在庫状況を把握することから始まる
*出庫に対して現在庫量が適切か常にチェック
*しまい忘れなどによって出庫の順序に偏りが出ないように注意
 
====在庫の動き方====
#常備型:在庫量の減少を見ながら補充
#常備分納型:仕入れ回数が多く規則性がない
#予備品型:突発的に注文が来る
#こぶ型:必要なときに必要量
 
*在庫調整では、常備型、常備分納型が在庫調整に必要になる
 
====安全在庫の必要性====
*品切れを絶対生じさせてはいけないものについては安全在庫が必要

案内メニュー