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==シェルプログラミング==
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これらの本からの覚書。
 
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==基本==
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==ソフトウェアツールの開発理念==
===[シェルプログラミング 基本] [基本]===
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[https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873112672/typea09-22 詳解シェルスクリプト] イントロダクション
*[シェルプログラミング 基本] [基本]
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*一つのことをしっかりやる
===[シェルプログラミング 変数] [変数]===
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*バイナリデータではなく文字列を扱う
*[シェルプログラミング 変数] [変数]
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*正規表現を使う
===[シェルプログラミング 条件] [条件]===
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*特に指定がなければ標準入力と標準出力を使う
*[シェルプログラミング 条件] [条件]
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*余計な出力は行わない
===[シェルプログラミング 制御] [制御]===
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*入力データと同じ形式で処理結果を出力する
*[シェルプログラミング 制御] [制御]
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*一つのプログラムで全てをこなそうと思わない
===[シェルプログラミング リスト] [リスト]===
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*ツールをどんどん作る
*[シェルプログラミング リスト] [リスト]
 
===[シェルプログラミング 関数] [関数]===
 
*[シェルプログラミング 関数] [関数]
 
===[シェルプログラミング コマンド] [コマンド]===
 
*[シェルプログラミング コマンド] [コマンド]
 
  
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==[[シェルプログラミング 基本|基本]]==
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*[[シェルプログラミング 基本]]
  
==Tips==
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===リダイレクトとパイプ===
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* < を使って標準入力を変更する
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* > を使って標準出力を変更する
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* >> を使ってファイルに追記する
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* | を使ってパイプラインを作る
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===特殊ファイル===
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====/dev/null====
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*ビットバケツ(bit bucket) と呼ばれる
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*このファイルに送られるデータは全て削除される
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*データを読み込むと、常にファイル終端文字が返される
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====/dev/tty====
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*プログラムが実行された端末にリダイレクトされる
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*パスワードなど必ず手入力して欲しい場合などに便利
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===文字列の検索と置換===
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*当初から存在していた、grep(POSIXのBRE:Basic Regular Expressionsに対応)、拡張された、egrep(ERE:Extended Regular Expressionsに対応)、正規表現に対応しない代わりに、高速な固定検索をおこなう、fgrepが、歴史的な経緯で存在しているが、1992年のPOSIX標準で、grepに統合され、オプションで切り替えられるようになった(現実的には削除されずに残っている)
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====[[正規表現]]====
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==[[シェルプログラミング 変数|変数]]==
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*[[シェルプログラミング 変数|変数]]
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==[[シェルプログラミング 条件|条件]]==
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==[[シェルプログラミング 制御|制御]]==
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*[[シェルプログラミング 制御|制御]]
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==[[シェルプログラミング リスト|リスト]]==
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*[[シェルプログラミング リスト|リスト]]
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==[[シェルプログラミング 関数|関数]]==
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*[[シェルプログラミング 関数|関数]]
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==[[シェルプログラミング コマンド|コマンド]]==
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*[[シェルプログラミング コマンド|コマンド]]
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===grepで対象のファイル数が多く argument list too longとなる場合===
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$ grep "hoge" *
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$ echo * | xargs grep "hoge"
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===複数ファイルを処理===
 
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*ディレクトリのファイルをまとめて解凍
 
*ディレクトリのファイルをまとめて解凍
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*Programming C
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*[[Programming C]]
 
*{{ref shellprog.zip}}
 
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2020年10月29日 (木) 14:09時点における最新版

| Programming C | Linux | Cygwin | Linux コマンド |

シェルプログラミング

これらの本からの覚書。

ソフトウェアツールの開発理念

詳解シェルスクリプト イントロダクション

  • 一つのことをしっかりやる
  • バイナリデータではなく文字列を扱う
  • 正規表現を使う
  • 特に指定がなければ標準入力と標準出力を使う
  • 余計な出力は行わない
  • 入力データと同じ形式で処理結果を出力する
  • 一つのプログラムで全てをこなそうと思わない
  • ツールをどんどん作る

基本

リダイレクトとパイプ

  • < を使って標準入力を変更する
  • > を使って標準出力を変更する
  • >> を使ってファイルに追記する
  • | を使ってパイプラインを作る

特殊ファイル

/dev/null

  • ビットバケツ(bit bucket) と呼ばれる
  • このファイルに送られるデータは全て削除される
  • データを読み込むと、常にファイル終端文字が返される

/dev/tty

  • プログラムが実行された端末にリダイレクトされる
  • パスワードなど必ず手入力して欲しい場合などに便利

文字列の検索と置換

  • 当初から存在していた、grep(POSIXのBRE:Basic Regular Expressionsに対応)、拡張された、egrep(ERE:Extended Regular Expressionsに対応)、正規表現に対応しない代わりに、高速な固定検索をおこなう、fgrepが、歴史的な経緯で存在しているが、1992年のPOSIX標準で、grepに統合され、オプションで切り替えられるようになった(現実的には削除されずに残っている)

正規表現

変数

条件

制御

リスト

関数

コマンド

Tips

grepで対象のファイル数が多く argument list too longとなる場合

  • NG
$ grep "hoge" *
-bash: /usr/bin/grep: Argument list too long
  • 書き換え
$ echo * | xargs grep "hoge"

複数ファイルを処理

  • ディレクトリのファイルをまとめて解凍
#!/bin/sh
for f in `ls *.zip`
do
unzip $f
done

日付

書式

+で書式設定
# date +%Y%m%d%H%M%S
20130817093545
スクリプト中で使う
sufix=`date +%Y%m%d%H%M%S`
echo $sufix