Linux ファイルシステムの整合性を維持する
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Linux ファイルシステムの整合性を維持する
Linux | Linux コマンド |
- ファイルシステムを運用し始めると、時間の経
過とともに次のような問題が発生する
- 愛機領域がなくなることで、問題が起きたり、障害が発生
- 電源傷害やシステムクラッシュなどが原因でファイルシステムが破損する
- 使用できるiノードがなくなり、ファイルシステムオブジェクトを新規に作成することができない
空きディスク領域とiノードを監視する
- ファイルが作成できなくなるなるのは、ファイルシステムに空き領域がなくなったか、使用できるiノードがなくなったか
- iノードは、ファイルシステム内のデータ構造で、ファイルに関する情報を記述
- ファイルシステムに作成できるiノードの数は、ファイルシステムの作成時に設定
- iノードの数はファイルシステムに作成できるファイルの最大数
- dfコマンドでディスク領域とiノードの使用状況をしることができる
df
df [options] [directory]
- 現在マウントされているファイルシステムのdirectoryについて、ディスクの使用状況を表示する
- directoryには、パーティションのデバイスファイル(/dev/hda1など)を指定するのが一般的
- directoryを省略すると、/etc/fstabファイルに記載されているすべてのデバイスで現在マウントされているファイルシステムの情報が表示される
| オプション | 内容 |
|---|---|
| ユーザーが読みやすい形式で表示 | |
| iノードの使用状況を表示 |
ディスクの使用量を監視する
- duコマンドを利用することで、ディレクトリ単位でディスク使用量を表示できる
du
du [options] [directory]
- directoryで指定したディレクトリのディスク使用量を表示する。省略するとカレントディレクトリ
| オプション | 内容 |
|---|---|
| すべてのファイル | |
| 合計も表示 | |
| 人間が読みやすい形式 | |
| 再帰的に見つけたサブディレクトリ単位の使用量は表示しない | |
| サブディレクトリの使用量を含まない |
© 2006 矢木浩人