*劣化品在庫:損耗や陳腐化により使用不能
===在庫調整===
====バラツキ====
*当初予定の在庫量との誤差がバラツキ
*バラツキを最小限にするために在庫管理では需要予測を重視するが、100%の予測は不可能
*実際の在庫の動きに対応して在庫量を調整する=在庫調整
====対象====
*在庫調整の対象は金額ではなく単品ごとの数量
*まず重点在庫を選びそれを主に管理する -> ABC分析
====在庫調整の要素====
*実際の在庫の動きは、仕入れ量と実際に入手した時点によって決まる
====出庫量の動向を見る====
*個々の在庫品の出庫量の動向を具体的に把握することが必要
*以下のような方法
**目安による:単純回帰、グラフ化し延長線
**平均出庫量による:一定期間の出庫量の平均値を予測値に用いる
***単純平均:季節変動など動きが反映されない、売れ行きの一定した在庫品にのみ適用可能
***移動平均:年間平均ではなく、直近三ヶ月、六ヶ月など特定期間の平均、現在の動きに近くなる。長期的視点からの見直し必要
====在庫調整のポイント====
リアルタイムに在庫状況を把握することから始まる
*出庫に対して現在庫量が適切か常にチェック
*しまい忘れなどによって出庫の順序に偏りが出ないように注意
====在庫の動き方====
#常備型:在庫量の減少を見ながら補充
#常備分納型:仕入れ回数が多く規則性がない
#予備品型:突発的に注文が来る
#こぶ型:必要なときに必要量
*在庫調整では、常備型、常備分納型が在庫調整に必要になる
====安全在庫の必要性====
*品切れを絶対生じさせてはいけないものについては安全在庫が必要