Hinemos
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目次
- 1 Hinemos
- 1.1 Hinemos
- 1.2 統合画面機能
- 1.3 監視設定機能
- 1.4 監視設定機能(監視種別)
- 1.5 性能機能
- 1.6 ジョブ機能
- 1.7 一括制御機能
- 1.8 メンテナンス機能
- 1.9 アカウント機能
- 1.10 監視機能
- 1.11 カレンダ機能
- 1.12 リポジトリ機能
Hinemos
Hinemos
運用管理ツール
複数のコンピュータを単一のコンピュータのイメージで運用
運用目的ごとにコンピュータをグループ登録
運用目的に応じた監視や操作をGUI
グループ化
- 複数の用途の異なるコンピュータによって実現している業務システム
- 効率的な運用
構成する機能
統合画面
- 操作画面を統合
リポジトリ
- システム全体を管理するうえで必要な情報を統合す
- ノードの構成情報や資産管理情報を登録
- 任意の視点からグループ化・階層化して管理
- グループ
- Hinemosでは「スコープ」と表現
カレンダ
- 稼動/非稼動の期間を設定
通知
- 各監視機能の監視結果や、ジョブの実行結果などを通知
監視
- スコープ別に障害の検知や性能情報の取得
監視設定
性能
ジョブ
- 定期的な作業の自動化、インシデント発生時の定型業務などの作業を自動化
一括制御
- 一度の操作で複数のノードに一括で処理を行う
- 一括で処理を行うグループの単位は、「スコープ」で分類管理
- セキュリティパッチの適用作業等
メンテナンス
- Hinemos自身の管理
アカウント
- ユーザとロールを管理
統合画面機能
各種の運用管理画面を統合的に表示
各機能の画面を統合画面で操作
監視設定機能
監視の設定を一元的に管理
機能
監視設定機能
通知機能
メールテンプレート機能
監視設定機能(監視種別)
監視設定のカテゴリ
数値監視
- 数値について閾値判定を行い、正常、警告、危険の重要度を判定
- リソース監視以外の数値監視
- HTTP監視(数値)
- PING監視(数値)
- SQL監視(数値)
- プロセス監視(数値)
- リソース監視で扱える収集値
- CPU関連
- ディスク関連
- ファイルシステム関連
- メモリ関連
- ネットワーク関連
文字列監視
- 監視対象から取得した、または送信されてきた文字列に対して、パターンマッチ
真偽値監視
- 監視対象の状態がOKかNGかを判定
トラップ監視
- SNMPTRAP監視のみ該当
性能機能
数値監視の収集値をグラフ表示、ファイル出力(ダウンロード)する機能
ジョブ機能
複数のノードで実行される処理をスケジュール起動して順次実行する
機能
GUIによるジョブ管理
- ジョブの実行
- ジョブの開始
- 複数のジョブで構成されたジョブ(ジョブネット)である場合、任意のジョブからの開始
- ジョブネットの中断
- ジョブの停止
- 中断されたジョブの再開
きめ細かなジョブの制御
- 引数つきコマンドの実行
- ジョブ実行ユーザの指定
- ジョブの連続実行
- 後続するジョブの起動の有無を先行するジョブの処理結果の値(終了状態もしくは終了値)により 指定
- 1つのジョブの終了時に、複数のジョブが開始するように指定することも
- ジョブ実行条件の指定
- 待ち条件
先行ジョブのジョブ(終了状態) ジョブ(終了値) 時刻 .指定した時刻を過ぎていれば、待ち条件を満たしたと判定
ジョブ実行対象の指定
- ジョブの実行対象ノードをスコープ単位で指定
- スコープ内のすべてのノードにて同一のジョブを実行
- スコープ内の少なくとも1ノードで開始が成功するまで、順にスコープに属するノードで実行
ジョブの構成
ジョブに階層構造
- ジョブユニット
- ジョブ階層の最上位要素
- 全てのジョブネットとジョブは、このジョブユニットの要素として設定
- ジョブを登録する際には、まずジョブユニットを作成する
- ジョブネット
- ジョブをひとまとめにして扱うことのできる要素
- ジョブとともにジョブネットもまとめて扱うことができる
- ジョブネットはジョブネットとジョブから構成
- ジョブネットを実行すると、そのジョブネットに登録された下位階層のジョブ(もしくはジョブネット)が実行
- ジョブ
- 最小の実行単位です。ノード上で実行されるコマンドを設定
- 参照ジョブ
- 同一ジョブユニットに属する定義済みのその他のジョブを参照
- ファイル転送ジョブ
- ファイルの転送を実行
- コマンドを設定する替わりに、ファイル転送用の設定
終了状態と終了値
実行の終了状態と終了値
- ジョブユニット,ジョブネット,ジョブのいずれも、実行の終了状態と終了値を持つ
終了状態
- 正常,警告,異常
- 終了状態の決定
- ジョブ
終了状態はジョブ実行時に実行されるコマンドのリターンコードの範囲で指定 例 .0の場合は、"正常" .1~9の場合は、"警告" .それ以外は、"異常"
- ジョブネット(もしくはジョブユニット)
実行時に実行される全てのジョブ(もしくはジョブネット)の終了値の範囲で指定 待ち条件として指定されているジョブは、終了値判定の対象から除かれます .後続のジョブの終了値が判定対象 正常 .終了状態"正常"の範囲 警告 .ひとつでも、"正常"の範囲外のものがある場合 .."警告"の範囲に含まれるか確認 ..それら全てのジョブの終了値が"警告"で指定の範囲内の場合 異常 . "正常","警告"の両条件とも満たさない
ジョブネット(ジョブユニット)の実行
待ち条件が設定されていないものが実行
- 複数ある場合は、同時
待ち条件が設定されている
- 条件を満たした時点で実行が開始さ
全てのジョブ・ジョブネットが終了状態になったときに、そのジョブネットが終了状態
ジョブ実行時・終了時の通知機能
実行開始時と終了時に、 通知機能を利用して、状態を通知
- 実行開始時・終了時の重要度を指定可能
ジョブ変数
ジョブユニット単位に、ジョブ変数を設定可能
- ジョブのコマンド設定(起動コマンド、停止コマンド)で、"#[ジョブ変数名]"
システムジョブ変数
ユーザジョブ変数
参照ジョブ
同一ジョブユニットに属する定義済みのその他のジョブ(もしくはファイル転送ジョブ)を参照
ファイル転送ジョブ
指定したスコープ(もしくはノード)に対してファイル転送を実行
一括制御機能
機能
rpmパッケージのインストール
Linuxの再起動・停止
apacheの起動・停止
OSアカウントの追加・変更・削除
ディレクトリの作成
ファイルのコピー
ファイル/ディレクトリの削除
Hinemosエージェントのインストール
ファイル転送ジョブの設定
メンテナンス機能
履歴情報削除
HinemosのDBに蓄積された各種履歴情報を、定期的に削除する機能
- 監視(イベント)履歴
- ジョブ実行履歴
- 一括制御履歴
- 性能実績
アカウント機能
ユーザとロールを管理する機能、アクセス権を管理する機能
ユーザとロールの管理
Hinemosを操作するユーザをあらかじめ登録しておく必要があります。
グループ単位でアクセス権を管理
- ロール
ユーザの管理
ユーザ単位でHinemosへのログインを制御
ユーザー
- システムユーザ
- 一般ユーザ
ロールの管理
登録されたユーザをグループごとに分け、そのグループ単位でアクセス制御
ロール
- システムロール
- 一般ロール
ロール専用スコープ
- ロール作成時に自動的に作成されるスコープ
- ロール作成時に「オーナー別スコープ」
- 配下にロール名と同名のスコープが作成
監視機能
システムやアプリケーションのログや監視対象ノードのステータスを監視
監視ログ
特定のログ情報を監視ログとして指定
監視ログ情報をスコープ別に一覧表示
機能
ログ情報・ステータス情報の一覧表示
ドリルダウン表示
通知機能
カレンダ機能
通知を契機としたジョブ実行
カレンダ機能
監視機能やジョブ機能の稼動/非稼動の期間を設定
カレンダの設定
年、月、日、曜日単位で稼動時刻、非稼動時刻を設定
祝日、営業日など不規則な日程を一括して設定
リポジトリ機能
リポジトリ
Hinemosで運用管理する管理対象の情報のデータベース
スコープ別管理が可能な形式
スコープとノード
ノード
- 実際の管理対象のマシンを仮想化
スコープ
- 複数のノードをグループ化
- スコープツリー
- スコープには複数の下位スコープを作成することができる
- ノードをグループ化
© 2006 矢木浩人