10.1 doStartTag, doAfterBody, doEndTag

doStartTag, doAfterBody, doEndTag の各メソッドを実行するときの"Classic"カスタムタグイベントモデルのシンタックスを記述し、各メソッドの戻り値が意味するものを説明する。タグハンドルクラスを書く

____taglib____

____tag____

要素		備考
name	必須
tag-class	必須
body-content	必須	JSP 1.2では、"JSP"がデフォルトだったが、これは simple tag に対して不適切な設定。JSP 2.0では必須属性に変更された。simple tag が body を持つ場合、"scriptless"が妥当な初期値。tagdependent、JSP、empty、scriptless が設定可能。
tei-class	0...1
variable	0...n
attribute	0...n
dynamic-attributes	0...1
example	0...1
tag-extension	0...1

___body-contentの設定値____

要素	備考
tagdependent	埋め込みSQLステートメント等、異なる言語をタグ自身が解釈する
JSP	ネストされたJSPを含む
empty	bodyは空
scriptless	bodyはテンプレートテキスト(EL式、JSPアクション)のみ受け付ける。スクリプトは受け付けない

メソッド	内容
public void setPageContext(PageContext pageContext)	カスタムタグのライフサイクルで最初に呼び出される。コンテナは暗黙変数のpageContextをこのメソッドに渡す。典型的な実装は、プライベートメンバーに参照を保存する。
public void setParent(Tag parentTag)	コンテナは、子タグに親タグの参照を渡す。典型的な実装は、プライベートメンバーに参照を保存する。
public Tag getParent()	通常子タグから呼ばれ、コンテナが直接呼び出すことはない。