Ubuntu に GlassFish v4 による Java EE 7 検証環境をつくる

Ubuntu に GlassFish を利用した Java EE 7 検証環境を作成する。

1.GlassFish の IDE サポート状況

glassfish_ide_avairable 

ちょくちょく、Eclipse以外のIDEも触ってみようとするのだが、結局手慣れたEclipseにいつも落ち着く。Kepler(4.3) のWTP だと、Java EE 7 にも GlassFish v4 にも対応している様だ。

2.Eclipse4.3(WTP)をUbuntu にインストールする

2.1 UbuntuにJDK7がインストールされているか確認

glassfish_validate_java_ver

OK!

されていないときは、以下でにインストールできます。

$ sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/java
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install oracle-java7-installer

2.2  Eclipse Java EE Developers 版をダウンロード

https://www.eclipse.org/downloads/ から、Java EE Developers 版をダウンロード

glassfish_download_eclipse

インストールは、インストールしたい場所に圧縮ファイルを解凍したら終わり。

~/opt/eclipse_ee_4.3 みたいな感じに配置。

glassfish_eclipse_install_to_ubuntu

Ubuntu13.10 と Eclipse の組合せで、Eclipseのメニューが反応しなくなってしまった場合、スクリプトから起動する対応をとる。

3 Eclipse と GlassFish を 連携させるプラグイン

  1. Oracle Enterprise Pack for Eclipse (OEPE)
  2. GlassFish Tools for Eclipse

があるようだ、1.は、Oracleの技術を幅広くカバーしていて(ADF, Coherence, Oracle Database, WebLogic Server and GlassFish)、2.はそのサブセット。

今回はGlassFishと連携ができればよいので、2.をチョイス。

GlassFish Tools for Kepler (RC3)
http://marketplace.eclipse.org/content/glassfish-tools-kepler

↓のボタンを、Eclipse にドラッグ & ドロップすると、インストールされる。

 

ぐーっとドラッグしてみる

glassfish_plugin_install_to_eclipse 

なんかエラー。。。

glassfish_plugin_install_err

原因を究明、解決している場合ではないので、通常どおりアップデートサイトからインストール。

URLは、上記サイトの右上の下向き矢印をクリックすると確認できる。

glassfish_plugin_update_site

メニュー – Help – Install New Softwre のようにたどって、アップデートサイトを登録すると、インストール可能なパッケージが表示されるので、使いそうなものをチョイスしてインストール

Update Site http://download.oracle.com/otn_software/oepe/kepler

使いそうなもの

  • GlassFish Tools
  • Java EE7 Documentation
  • Oracle Java EE Tools
  • Oracle Maven Tools

glassfish_install_by_usual_way

途中ライセンス同意してインストール後再起動で、インストール完了

4.GlassFishのインストール

CentOSにインストールしたのと同様に、ZIpファイルのダウンロードと解凍でインストール完了。簡単。

Java はめんどくさいし、おそいし、やりにくい。。。なんて結構みんなに思われてるけど、中の人は日夜改善しているんだろうなぁなんて思わされる。ダウンロードして、2行のコマンドで、Java EE のアプリケーションサーバーがインストールできるなんて! がんばれー

ダウンロード https://glassfish.java.net/download.html

~/Downloads$ unzip glassfish-4.0-ml.zip 
~/Downloads$ mv glassfish4 ../opt

ちなみに、ホームディレクトリ/opt/glassfish4 にインストール

4.1 念のため、単体で起動してみる

glassfish_running_alone

OK!

5 Eclipse の設定

Window – Show View – Servers

で、サーバービューを表示して、
コンテキストメニュー – New – Server

で以下のウィンドウが立ち上がるので、サーバーにGlassFish4.0を選択しNext

glassfish_server_settings

GlassFish Server Directory に インストールしたフォルダ 配下の glassfish ディレクトリを指定する

glassfish_server_settings02

サーバーが作成されたので、起動

glassfish_server_settings03

めでたくEclipseから起動しました!

glassfish_running_with_eclipse

  開発環境の構築と並行して、

を読んでいるんだど、面白い!自分の要件なら、Spring を置き換えられそうな感じ(あくまで感じ)がするのと、Java EE 5 の時に感じてた、JPAの後一歩感が解消されている感じ(あくまで感じ)がする。

Java EE 7 からの バッチ仕様も実用できるとうれしい

なんか自分の中では盛り上がってきた! しかしながら、実質 Java EE 6 の書籍(日本語)が、現時点で上記ぐらいしかなかったり、周りはあんまり盛り上がってないのかな?

java_ee_trend

ASP.NET が強いけど、凋落傾向?

java_ee_trend2

Java EE は長期安定している様に見受けられる。

新規流入もあまりないけど、根強いファンがいる感じかなー

 

この本は、非常に読みやすくわかりやすかったし、トランザクション周りの開設は下手なデータベースの入門書よりもよかった。Java EE 7 版がでたら必ず買うので、出して欲しい~

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です